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大学生の生の声を聴く、「イオレ就活座談会」第2回(3)オンライン完結はNG?内定後の「やっぱりやめた」を防ぐために必要なポイントとは

就職活動を終えた現役大学生を招いて学生のリアルを聞く「イオレ就活座談会」第2回。

コロナの影響でオンライン就活へと移行した昨今の選考を学生たちはどう受け止めていたのか?
今回は【オンライン面接】について伺いました。

参加者

  • ユウタさん [明治大学/入社予定の業界:ITコンサルティング]
  • クラマリさん [中央大学/入社予定の業界:エンタメ]
  • コウタさん [明治大学/入社予定の業界:シンクタンク]

対面で見る会社の雰囲気が決め手になる?

オンラインと対面の割合やそれぞれのメリットなどはいかがでしたか?

コウタさん:オンラインが9割くらいで対面は2回だけでした。実際受けてみて、そんなに大差はないかなという印象です。ただ熱意を伝えられるのは対面かなと思うので、志望度が高い企業であれば最終面接などで対面の機会をもらえると嬉しいです。オフィスの雰囲気や社員の方々が実際に働いている様子が見られるのは対面ならではだと思うので。

クラマリさん:私も9割以上がオンラインで、対面での面接は1回だけでした。私はオンライン派で、Zoomだと相手に対して自分がどう映っているかが画面に出るので、わかるんですよね。それがすごく安心感があって。あと自分の部屋で面接を受けるのであまり緊張しないというのもありました。逆に1回だけ受けた対面面接はガチガチに緊張しちゃって(笑)。
でもメリットもたしかにあって、コウタさんの言うように会社の雰囲気がわかる点は良かったです。会社に伺うまではHPに載っている情報だけで自分に合っていると思っていたんですけど、実際オフィスの雰囲気や社員が働く様子を見て『ここ自分に合わないんじゃないかな』と思って、辞退することもありました。

オンラインでは見えない、面接以外の側面

ー ユウタさんはいかがですか?

ユウタさん:対面面接は4回くらいで、オンライン面接がほとんどでした。そして断然オンライン派ですね。これは学生目線の話ですが、オンライン面接だと“ごまかしがきく”んですよね。対面の場合とオンラインの場合で、映っている自分の姿って違っていて、対面だとその人から醸し出される雰囲気というか…これ対面だったら落ちてるなって思うことがけっこうありました(笑)。

どのような場面で「対面の面接なら落ちている」と感じましたか?

ユウタさん:企業を訪問して面接室に入るまでの所作とか、そこにたどり着くまでのエレベーター内での雑談とか(笑)。面接ではないけど対面だとそういうところも選考の対象になっちゃうと思うんです。オンラインだと始まった瞬間から武装してるんですが、それが対面だとできないので。

では対面面接のときの感触は良くなかった?

ユウタさん:4社中3社は落ちました(笑)。だから学生側からすればオンラインの方が嬉しいです。逆に企業目線でいえば対面でやった方が良いんじゃないかと思いますね。

企業としては面接以外の学生の素が垣間見えるかもしれませんね。
ではオンライン面接で印象に残った出来事はありましたか?

コウタさん:対面のグループディスカッションだと誰がメモを取るかみたいな競争があると思うんですけど、オンラインだとgoogleドキュメントやスプレッドシートを誰がいち早く共有できるか、っていうのはありましたね。最初に共有した人が自然とファシリテーターの立ち位置を獲得するみたいな。

印象アップのための工夫

先ほどユウタさんも『武装』と言っていましたが、学生側でもオンライン対策をされているのでしょうか。
オンライン面接ならではのコツとかありますか?

クラマリさん:カメラの真下に面接官の顔や、自分の顔を持ってくるようにしていますね。そうすると面接官の顔を見ていても視線はカメラを向いているので、きちんと目線が合っているように見えます。

コウタさん:それは自分も徹底していますね。周りの学生だとYouTuberが使うような照明をPCの前に取り付けて表情が明るく見えるようにアピールしたり、グリーンバックを購入して背景を真っ白にして面接に臨んだりしている人もいました。

企業に見えないところで学生も自分が良く見えるよう努力しているんですね。

ー ユウタさんはいかがですか?

ユウタさん:あんまり無いですね(笑)。でもカメラ越しだとパッションが伝わりにくいかと思うので、身振り手振りを交えたり、口語表現で強調しながら話をしたりして、印象に残るよう努力をしていました。

対面とオンラインのベストバランスを探る

デジタルネイティブ世代の学生たちはオンライン選考にも柔軟に対応している一方で、実際に会社や社員の雰囲気を見ることを重要視している様子も見受けられました。お互いを知るためのコミュニケーションツールとしてのオンラインと、実際の雰囲気を感じるためのオフラインの使い分けが、学生とのミスマッチを防ぐポイントとなりそうです。
次回は「志望度が上がった企業」についてです。志望度も左右する各社の対応の中で、学生の心をつかんだコミュニケーションとは何だったのか?内定後のフォローも大事であることも分かりました。

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