就職活動を終えた現役大学生を招き、2022年最新就活事情を深掘りする「イオレ就活座談会」。
今回は【インターン】をテーマにお話をうかがいました。
インターンシップを実施中の企業様、これから実施しようとお考えの企業様は特にご注目ください。
参加者
- コウスケさん [一橋大学/入社予定の業界:銀行]
- ホノカさん [明治大学/入社予定の業界:化粧品メーカー]
- リカさん [明治大学/入社予定の業界:不動産]
オンライン形式のインターンが主流に
みなさんはインターン参加されましたか?
リカさん:私は去年の11月にオンライン2dayのものを1社だけ受けました。オンラインで2日間×8時間くらいのものでした。グループワークが中心で、学生5人、社員1人でその会社のCMを作るという内容でした。進める中で会社の強みを知ることができましたし、各グループに社員の方がついてくれていたので、オンラインでもちゃんと見てもらえている感覚がありました。
ホノカさん:インターンは去年の7月後半くらいから始めたのですが、最初は応募しても落ちることが多かったです。インターンを受けることで選考を免除してもらえるというメリットもあったので、沢山参加するようにしていました。インターンはオンラインの方がいいなと。会社に向かうのがストレスだったので、他の企業もみつつインターンをするとなると、家で受けられる方がストレスなく参加できるかと。
参加社員が企業のイメージを左右する?学生視点の本音
参加してみてよかったなというプログラムはありましたか?
ホノカさん:社員の方が多く出るインターンは、企業に対する印象が良くなることが多かったです。人柄がよくて選んだ人、会社愛があふれている人が多い印象を受けると、こういう人がいるんだなとイメージが上がりました。逆に人事の人しか出てこないところは、社員の人は忙しいから出せないのかな…?とかちょっとネガティブな勘繰りもありました。
コウスケさん:僕が良いと思うインターンのポイントは、社員が明るい、グループワークがある、1グループに1人は社員の人が付いている、という点です。社員の方が明るいと、仕事内容にかかわらずここで働きたいと感じました。また、そのインターンと選考が繋がっているかも気になっていて、グループワークの際、社員が一人ひとりついていると、進め方・発言・気づきなど、自分のことをちゃんと見て評価してもらえるなと。グループワークで社員がついておらず、発表の時だけ人事と話すようなインターンは過程を評価してもらえないと感じました。
少しの配慮で印象は変わる
インターンシップにも様々な種類があります。コロナ禍を機にメインとなったオンライン形式は学生からは好意的に受け入れられているようです。
面接だけでは知ることのできない学生の一面を見ることができるインターンシップですが、学生もまた企業の社風や社員の人柄を見ています。人事だけでなく社員の方も積極的に参加をして、きちんと学生に目を向けて実施することが大事になっていきそうです。
次回は、オンライン選考の割合や対面との違いについて学生たちが感じたことを伺います。