「新商品を手に取ってほしい」「ブランドのコンセプトを知ってほしい」「認知度を上げたい」「キャンペーンに参加してほしい」などを目的として実施されることの多いサンプリングプロモーション。しかし、配ったはいいものの実際に使ってもらえたかわからない、感想のフィードバックがもらえない、使用風景が見えないなどの課題をお持ちの企業様も多いのではないでしょうか。
今回は、それらの課題を解決する独自のプロモーション「団体サンプリング」と実施事例についてご紹介します。
「それ知ってる!」「どういう商品なの?」学生サークル内での話題を喚起する
団体サンプリングは個人へのサンプリングと異なり、サークル活動というリアルな接点を持つ団体を対象にグループ単位で商品を一括提供し、友人から友人へ手渡しで配布を行いシェアするという独自のサンプリング手法です。
友人から手渡しで配布されることによる興味醸成、さらにサークルメンバーが集まるタイミングで同じ商品を試用するため、友人知人間における話題喚起にも繋がります。自分のよく知っている仲間が「これすごくいいよ」とおススメしてくる、それだけでその商品の認知度・信頼度が急上昇します。
実際にスポーツ飲料を配布した際の実施後アンケート※では、58.2%の人が友達や家族に話した、という回答結果も出ています。
※配布数21,000本/アンケート回収数1,256名
最近では商品を受け取った人がSNSやブログに投稿することによるフォロワーへの口コミ効果も期待されています。また、サンプリングと一緒に「SNS投稿をしてくれたら抽選でプレゼント」といったキャンペーンを行うなど、SNSと組み合わせた施策を行うことも可能です。
確実で精度の高い事後アンケート
試用機会の創出を目的としたサンプリングは多くのマーケティングデータを収集するチャンスです。イオレの提供する団体サンプリングはクローズドサイトを利用したサンプリングのため、圧倒的なアンケート回収率と細かなユーザー情報によるクロス集計を実現します。使用前後にアンケートを取得して態度変容を測ることや、任意での写真回収も可能です。
商品認知とSNS投稿促進を同時に実現!団体サンプリング実施事例
株式会社ネイチャーズウェイ様 「ドクターブロナーマジックソープバー」団体サンプリング
SNS投稿キャンペーンへの参加者を集めるため、広くキャンペーン告知を実施。同時にSNS投稿への参加の後押しとしてマジックソープバー現品のサンプリングを実施いたしました。SNS投稿キャンペーンは、投稿のタグ数に応じてフェアトレードパートナーである主要原材料調達先の学校教育へ寄付が行われるものだったため、日頃から社会貢献への意識がある「ボランティア団体」や「ボランティア活動をしたことのある団体」を応募条件に設定。キャンペーンとの親和性が高いターゲットを絞り込んだことで、SNS投稿に協力的な団体を集める事に成功しました。
当選者からのアンケートでは実際に商品を使った感想のほか、キャンペーン意義の伝達が行えた様子、他者への紹介の伺えるコメントなどが多数あり、キャンペーンの理解促進だけではなく、製品の使用機会を作りたいというクライアント様のニーズも叶えるお取り組みとなりました。
Mizkan Holdings様 「おむすび山」団体サンプリング
多くの人にキャンペーンに参加して欲しいが、参加条件は、おにぎりの写真にハッシュタグ#OnigiriActionをつけてSNSに投稿する事※。一般的にSNS投稿は心理的ハードルが高いので、不特定多数に広くキャンペーンを告知するだけでは参加に繋がらないのでは、という課題をお持ちだったクライアント様。
※「みんなでむすぼう!のぼろう!『おむすび山』でおにぎりアクション」キャンペーンは、世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International主催の「おにぎりアクション2020」参加施策です。
キャンペーンが社会貢献に繋がる側面もあったため、親和性の高い「ボランティア団体」や「ボランティア活動をしたことのある団体」を応募条件として、団体サンプリングを実施しました。その結果、キャンペーン参加に意欲的な団体を集める事に成功し、キャンペーンの目標投稿数を達成する事が出来ました。さらに事後アンケートも実施し、キャンペーンの認知度調査や感想などリアルな反応を回収することができました。
その他事例も多数ありますので、大学生の集客にお悩みの方、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。
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