
近年、動画配信サービスやインターネットコンテンツの普及により、テレビ視聴を取り巻く環境は大きく変化しています。時間や場所に縛られず、スマートフォンやパソコンなどさまざまなデバイスで番組を楽しめる一方で、リアルタイムでのテレビ視聴は減少傾向にあるといわれています。
【令和5年度】[平日]主なメディアの平均利用時間(全年代・年代別)

(参考)【令和4年度】[平日]主なメディアの平均利用時間(全年代・年代別)

特にこの傾向は若年層に顕著で、10代・20代の1日あたりのテレビ視聴時間は年々減少しており、総務省の調査では10代の平日のテレビ視聴時間がわずか39.2分と、全世代平均の三分の一以下となっています。
テレビに代わって多くの時間を費やしているインターネット利用時間のなかでも、10代は特に「動画投稿・共有サービスを見る」の平均利用時間が長いことがわかります。
【令和5年度】[平日]インターネットの利用項目別の平均利用時間
(全年代・年代別・男女別)

こうした背景から、従来のテレビCMでは大学生をはじめとする若年層へのリーチが難しくなっているのが現状です。では、若年層に向けた動画広告はどこで届けるべきなのでしょうか。
そこで注目されているのが、民放公式の見逃し配信サービス「TVer(ティーバー)」です。TVerは民放各局が制作したテレビコンテンツを無料で配信しており、若年層にも多く利用されるメディアとして急速に成長しています。
TVer広告の特長
圧倒的な視聴完了率で広告認知を実現
TVer広告は動画の完全再生率が高く、一般的なインターネット広告ではスキップされるケースが多い中、TVer広告の完全視聴率は90%以上と圧倒的な再生率で高い広告認知を実現します。
低コストで効率的な広告配信が可能
テレビCMなどのマス広告に比べて低コストで実施できるのも大きな魅力です。さらに、ターゲットを絞り込んで配信することで無駄な広告費を抑え、より効率的にアプローチすることが可能となります。
国内最高レベルの安全性を確保
TV地上波の見逃し配信のため掲出メディアの安全性が高く、企業の広告に対する安心感が得やすいという利点もあります。企業イメージを守りながら広告効果を最大化することが可能です。
オリジナルDMPを活用した精微なターゲティング
TVer広告はユーザー属性に基づいた広告配信が可能な点もポイントのひとつです。年齢・性別・地域・興味関心などのセグメントを絞ったターゲティングが可能なため、テレビCMよりも効率的に届けたい層へリーチすることができます。
加えて、イオレの「pinpoint DMP」を活用することで、マス広告では実現できない高精度なターゲティングが可能となります。pinpoint DMPでは、イオレが保有する「らくらく連絡網」をはじめとするユーザーデータのセグメント掛け合わせによって、性別・年齢・地域はもちろん、所属コミュニティ・大学名・文理といった細かなセグメントまで絞り込むことが可能です。会員属性データを活用することで、類推ではなくユーザーが登録した確かな情報を元に各媒体へデータを連携、精度の高いターゲティングを実現します。

【pinpoint × TVer】 動画ターゲティング広告実施事例
クライアント業種:エンジニアリング企業様
実施目的:新卒採用エントリー促進
セグメント:就活生(卒業年度指定)×理系×エリア指定
新卒採用ブランディングとして高い再生率を維持しながら、ターゲット層の就活生への認知度向上を図りました。
クライアント業種:半導体メーカー様
実施目的:インターンシップ集客
セグメント:大学生(学年指定)×理系×大学名指定
pinpointDMPの大学生データを活用し、対象年度の学生への視認性の高いアプローチで、エントリー促進に寄与しました。
TVerは従来のテレビコンテンツをパソコンやスマートフォンでいつでも視聴できるプラットフォームであり、特にテレビ離れが進むZ世代に対して、生活動線の中で自然にリーチしながら広告認知やブランド想起が期待できるメディアといえるでしょう。
独自の大学生データを活用した広告や新卒採用プロモーションに興味のある方はお気軽にご相談ください。
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