
SNSは大学生にとって欠かせないコミュニケーションツールとなっています。友人とのやり取りだけでなく、情報収集やエンターテインメントの手段としても活用されており、企業のマーケティングにおいても重要なチャネルのひとつです。
本記事では、最新の大学生のSNS利用率調査をもとに、各SNSの活用実態について解説します。
1日のスマホ利用時間

多くの項目で前年とほぼ同じ割合となった一方で、6~7時間の割合は前年(5.7%)と比較して4.6ポイント増加しました。その結果、4時間以上の長時間利用者が約7割と、大学生のスマホ利用が長時間化している様子がうかがえます。
1日のSNS利用時間

2025年調査では3~4時間の割合が最も高く、前年(20.8%)から4.5ポイント増加しています。
一方で、1~2時間の割合は32.1%から17.1%へと大きく減少、5時間以上の割合が10.4%から15.7%へと増加しており、SNS利用時間が全体的に長時間化する傾向が見受けられます。
各SNS利用頻度

LINE>Instagram>YouTube>X>TikTok>Threads>Facebookの順に利用率が高い結果となりました。
LINEを毎日利用するユーザーは各SNSトップの90%超えとなり、連絡手段として主流となっている様子がわかります。また、8割以上の学生がInstagramをほぼ毎日利用していると回答。利用者割合や利用頻度もLINEに次いで高い結果となりました。
各SNS利用目的

- LINE:友人との連絡手段としてほぼ全員が利用
- Instagram:友人との連絡手段、投稿閲覧、情報発信や情報収集と幅広い用途で利用
- X:リアルタイム情報の収集や友人の投稿閲覧に活用
- YouTube:エンタメなどの情報収集に利用
- TikTok:流行に関する情報収集に活用
など、目的別にSNSを使い分けていることが見て取れます。
広告についての意識調査

広告を見る頻度の高い媒体は、前年度に引き続きSNSがトップとなりました。
また、8割近くの大学生がSNS上で広告をクリックしたことがある点からも、SNS広告は多くの大学生に認知され、興味を喚起していることがわかります。
独自の大学生データを活用したSNS広告について
およそ9割の大学生が1日1時間以上利用しているSNS上で広告を掲出することで、多くの大学生に日常の延長線上で自然にリーチすることが可能です。
さらに、SNS広告をマーケティングに活かすうえで重要なのが「行動ベースの類推データではなく、ユーザーが登録した確かな属性情報(年齢・大学名・学年など)に基づいたターゲティングが可能なDMP」の活用です。
「pinpoint」は、会員数700万人の連絡網サービス「らくらく連絡網」や、提携企業のユーザー情報を活用した広告配信サービスです。詳細で明確な独自の属性データや提携先との連携により、2,000万人を超えるデータの中から企業様のニーズに合致したターゲットのみに対象を絞り、広告配信が可能です。
たとえば「指定大学に通う大学3年生」向けに就活やキャリア系サービスの訴求、「体育会部活に所属する大学生」向けにスポーツ商材の訴求など、ターゲット層に合わせた適切な広告配信をすることで、エンゲージメントの最大化が期待できます。

Z世代を対象としたプロモーション施策では、データに基づいた“確度の高い届け方”が重要となっています。「SNS広告」と「登録情報をもとにしたオーディエンスデータ」を掛け合わせたpinpointを活用することで、より精度の高い大学生マーケティングを実現します。
大学生を対象とした広告出稿に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。また、本記事で紹介しきれなかった調査結果については、ホワイトペーパーより詳細をご確認ください。