観光需要が回復傾向の今こそ必見！旅行・レジャー業界の大学生向けプロモーション事例

ここ数年の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で大きな打撃を受けた旅行・レジャー業界ですが、令和4年3月の延べ宿泊者数（全体）は、3,346万人泊で前年同月比+22.6%、4月は3,380万人泊で前年同月比+50.6%となり、コロナ前の水準とまではいかないものの、旅行需要の回復と旅行意欲の高まりがうかがえます。

	全体	日本人	外国人
R4.3	3,346	3,313	33
（2019年同月比）	-34.6%	-20.4%	-96.5%
（前年同月比）	+22.6%	+22.6%	+25.0%

（万人泊）

	全体	日本人	外国人
R4.4（※）	3,380	3,329	51
（2019年同月比）	-33.4%	-15.6%	-95.5%
（前年同月比）	+50.6%	+49.8%	+126.1%

（万人泊）
※令和4年4月の数値は第1次速報値であり、令和4年6月30日公表予定の第2次速報値で変更となる可能性がある。
出典：「宿泊旅行統計調査」（観光庁）
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001483697.pdf

感染拡大を受けて延期となっていたGo To トラベルを再開するかは現時点で決まっていませんが、観光庁は現在実施中の県民割（地域観光事業支援）を7月14日まで延長すると発表、7月前半からは全国を対象とした観光需要喚起策「全国旅行支援」の開始も予定されており、コロナ前の水準回復も遠くないうちに実現されるかと期待されています。

休み期間が約2か月と長いことで知られる大学生の夏季・春季休暇は旅行やレジャーにも最適な時期でしたが、コロナ禍で思うように外出することができなかった学生たちにとっても、こうした動きは大きな関心事となっているのではないでしょうか。
観光企業にとっても、ファミリー層の動きが少なくなる2～3月や9月などの閑散期は大学生の長期休みと重なるため、大学生を対象にプロモーションを行うことは重要な集客施策であると考えられます。

今回は、大学生向けに実施した旅行・レジャー業界のプロモーション事例についてご紹介します。

① 常磐興産株式会社様スパリゾートハワイアンズ　大学生集客プロモーション

常磐興産株式会社様が運営するスパリゾートハワイアンズの大学生向け集客プロモーションとしてらくらく連絡網とpinpointを活用した広告配信を実施いただきました。

これまでも同社は広告配信を実施していたものの、媒体のもつ『みなし属性』での配信のみであったため、らくらく連絡網とpinpointのデータを活用することでターゲティング課題を解決し、広告効果の最大化を図りました。

プロモーションで使用するランディングページ及び広告クリエイティブの制作もお任せいただき、ターゲット分析からクリエイティブ開発、広告配信、効果分析までをワンストップでご支援させていただきました。

② ホテル運営会社様　デザイナーズホテル　宿泊予約促進プロモーション

全国の大学生向けに京都旅行の宿泊先としての認知度を向上させたいとのことで、らくらく連絡網タイアップを実施いただきました。

クリエイティブ制作においては、ページトップにいわゆる「映える」写真を使用し、周辺の観光スポットをピックアップして1日の流れを見せることで来店意欲をかきたてる仕上がりとしました。らくらく連絡網限定の宿泊プランも設定し配信を行った結果、ランディングページからの遷移が好調で宿泊予約も獲得でき、非常に満足いただける結果となりました。

③ 大手サービス業様　新規オープンの宿泊施設　予約促進プロモーション

廃校をリノベーションした宿泊施設のオープンに合わせてランディングページを作成し、認知拡大および予約促進プロモーションとしてらくらく連絡網タイアップを実施いただきました。大きく分けてファミリー層と大学生の2つの対象に訴求するため、クリエイティブを工夫しどちらにも訴求できるようなLPを作成。団体向け施設ということでらくらく連絡網とのマッチ度が高く、開始すぐに想定以上のPV数を記録。宿泊予約も好調で予定分の予約が埋まってしまったため、LPを秋冬仕様に修正し先々の予約訴求への変更対応を行いました。

④ 地方自治体様　都市の魅力発信フリーペーパー　大学生向けサンプリング

都市イメージや知名度を高めるために地方自治体が発行しているフリーペーパーを首都圏の大学生に配布するため、学内サンプリングを実施いただきました。受け取った学生たちからは「コロナが落ち着いたら行ってみたい」「こんな”映える”スポットとかあるんだ！」など好意的な意見が多く寄せられました。学生の感想をフィードバックできる点も好評いただき、定期的に実施いただいております。

Z世代でもある大学生はSNSの利用頻度も高いので、旅先での出来事や体験を発信することによる情報拡散や仲間内での話題喚起も期待できます。
その他事例も多数ありますので、大学生へのプロモーションにお悩みの方、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。