新型コロナウイルスの感染拡大から約2年が経ちました。多くの大学では昨年の後学期あたりから対面授業を再開しており、前期(春学期)からはさらに対面の割合を増やす意向を表明している大規模校も複数見受けられました。
3月末から4月頭にかけて行われた卒入学式も、一部規制を設けつつも対面による形で開催する大学が増えていました。3月22日には、文部科学省から全国の大学へ対面授業を適切に行う等、学生に寄り添った対応を求める通知が出され、ウィズコロナ・アフターコロナへ向けた新たな日常が始まろうとしています。
対面授業を再開しても教室に学生がこない?
対面授業・オンライン授業の
両方を同じ日に受ける日は週に何日ありますか
大学に居ながら
オンライン授業を受けることはありますか
イオレが昨年実施した「授業の再開状況に関するアンケート」(らくらく連絡網調 2021年9月〜10月 n=834)では、3割近くの学生は週の半分以上は対面とオンライン授業が同じ日にあり、約4人に3人はキャンパス内に居ながらオンライン授業を受けることがあると回答しています。
大学内において、授業以外の時間で利用する頻度の高い場所を教えてください(複数選択)
授業外の時間は、図書館・学食の利用頻度が特に高い結果となりました。
対面授業を望む声は学生からも多くあがっていましたが、いざ対面に戻したら思ったほど教室に学生がいない、ということが最近ではあるようです。これは入構制限や人数制限による影響というだけでなく、キャンパス内にいるのに教室ではなく別の場所でオンライン授業を受ける学生がいるためだといわれています。飲食をしながら視聴できたり、友人同士で教えあいながら視聴できたりすることがそうした行動につながっているのではないかと思われます。対面とオンラインのハイブリッドがニューノーマルな授業形態となったことで、教室以外で過ごす時間が以前よりも多くなっているのではないかと考えられます。
滞在率が高い場所で効果的にアプローチ
大学内で実施可能な媒体は複数ありますが、今回はアンケート結果で滞在率の高かった学食で実施可能なメニューをいくつか抜粋してご紹介します。
新型コロナウイルス感染症の拡大状況が落ち着いてきたことで、営業を再開する食堂も増えています。学生が日常的に利用する学食に広告を掲出することで、多くの大学生へリーチすることができます。
学食トレイ広告
学食で使用するトレイに耐久処理されたシール素材のシートを貼り広告掲出が可能です。学生が頻繁に利用する学食という場所でアプローチすることで、長時間の訴求と複数回の接触を可能にする浸透率の高い媒体です。学内広告の中でも知名度・人気ともに高いメニューです。
学食テーブルPOP
食堂テーブルにスタンド型のPOPを設置します。食事中以外でも訴求可能な長時間接触できる媒体です。また、POP内にリーフレットの挿入も可能です。学食トレイとあわせて実施することで食堂ジャック感を演出することもできます。
学内ポスター/アドボード
食堂内外、購買部、書籍部周辺等にポスターを設置します。日常的に学生の目に触れるため注目度が高く複数回の接触が可能な媒体です。アドボードはポスターとパンフレットを一社独占で同時に設置が可能です。「大学内広告に関するアンケート」(らくらく連絡網調べ 2020年4月~2020年6月 n=1015)では、大学内広告の中でもっとも認知度の高い媒体となっています。
見たことがある広告は?(複数回答可)
デジタルサイネージ
大学構内に設置されているモニターで動画を放映します。学生生活に役立つ視聴性の高いコンテンツを配信しているため信頼性が高く、学生の滞在率の高い場所での反復訴求が可能です。静止画ではなく動画にすることで興味喚起を与え、印象に残すことができます。黙食が推奨されていることによって、さらなる視認性の向上も期待されています。
その他、購買や書店で実施可能な媒体や実施事例も多数ありますので、「詳細について知りたい」「どの媒体を選べばいいかわからない」など、大学内広告に関するお悩みやご相談がありましたらお気軽にお問い合わせください。
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