大学生のスマホ・SNS利用率は、コロナ禍の生活のなかでどのような変化があったのでしょうか。今回、2022年冬における大学生のSNS利用動向を徹底調査しました。2021年に実施したアンケート調査結果と比較しながら紐解きます。
1日のスマホ利用時間
2021年と比較すると、7時間以上利用する人は8.1ポイント減少し、3~4時間、4~5時間利用者の割合が増加する結果となりました。2020年調査では5時間以上利用する人の割合が59.8%だったことからも、日常生活の回復とともに長時間利用者数は減少している様子がわかります。
内訳の変化はありつつも、全体の8割以上が1日あたり3時間以上スマホを利用している点は変わっていません。
1日のSNS利用時間
1日のSNS利用時間が3時間を超える人の割合は2021年と比べるとやや減少しました。しかし、大規模な活動自粛がなかった2022年であっても8割以上の大学生が1日あたり1時間以上SNSを利用しているという結果となりました。
各SNS利用目的について
友だちとの連絡手段はLINE・Instagram、友だちの投稿閲覧はInstagram・Twitter、芸能人の投稿閲覧はYouTube・TikTok、流行などの情報収集にはTikTok・Instagramと、目的別にSNSを使い分けていることが見て取れます。
昨年と比較すると「友達との連絡手段」でInstagram・Twitterと回答する人が増加しており、DMが連絡手段として使われている様子が伺えます。また、TikTokは「スポット・食べ物」「流行」などの情報収集に関する項目で伸びが見られ、若者の情報収集ツールとしても活用されているようです。
各SNS利用目的について
広告を見る頻度が高いと感じる媒体の上位3つを選んでください。
広告を見る頻度の高い媒体は、昨年度より2.3ポイント増加のSNSが引き続きトップとなりました。街頭広告、新聞・雑誌、大学内広告がポイントを伸ばした一方で、Webサイトは4.3ポイント、テレビは5.9ポイントの減少となりました。大学生の検索媒体や視聴媒体の変化も影響しているのではないかと考えられます。
SNS上で広告をクリックし、そのサービスを利用したことはありますか。
80%近くの大学生がSNS上で広告をクリックしたことがあると回答。SNS広告は多くの大学生に認知され、興味を喚起していることがうかがえます。
ミレニアル世代以上の世代は検索エンジンを活用しての情報収集が一般的だったこともあり、SNS上で広告をクリックすることに抵抗があるかもしれません。しかしスマホネイティブな大学生世代は、何かを検索する際も検索エンジンではなくSNSを活用する傾向にあり、SNSに出てくるお勧め情報やSNS広告を見てクリックすることにあまり抵抗がない世代であると考えられます。
独自データを活用したSNS広告で大学生へアプローチ
8割以上の大学生が1日1時間以上は触れているSNS上で広告を掲出することで、多くの大学生層にリーチすることができます。
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また、本記事で紹介しきれなかった調査結果については、ホワイトペーパーより詳細をご確認ください。
お役立ち資料ダウンロード
2022年の大学生を徹底調査!SNS利用に関するアンケート結果2022
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コロナ禍の大学生を徹底調査!SNS利用に関するアンケート結果2021